「特別研究員」制度は優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら 研究に専念する機会を与える ことにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者 及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、 研究奨励金を支給する制度です。
実際に、
採用終了5年経過後に、特別研究員DC採用者の73.3%、PD採用者78.7%が、常勤の研究職へ
就いており、正に若手研究者の登竜門と言えます。(出展:
日本学術振興会による就職状況調査(令和5年4月1日現在)
)
採用区分 | 応募時の学年(2024年4月時点) | 採用期間(2025年4月から) | 奨励費(研究費) | 奨励金 |
---|---|---|---|---|
DC1 | M2、L2 | 3年間 D1~D3、LD3~LD5 |
年間最大 150万円 |
月額 20万円 |
DC2 | D1、D2、L3、L4 | 2年間 | 年間最大 150万円 |
月額 20万円 |
PD | 博士の学位取得者 | 3年間 | 年間最大 150万円 |
月額 36.2万円 |
(*)DC1、DC2採用中に博士の学位を取得した場合、資格変更の手続きを行い、 PDへと資格を変更することができます。 また、就職をする場合は、特別研究員を辞退しなければいけません。
ご参考(リンク):
よくある質問(日本学術振興会)
RPDとは、例えば、非常勤研究員や任期付ポスドクは、出産・育児休業制度が適用されない場合があるため、
出産・育児に際してその職を辞めざるを得ないなど、その後の研究現場への復帰が困難な状況にあります。
そこで本事業により、このような方々が研究活動を再開するための支援を行い、多様で優れた研究者の養成・
確保を更に推進することを目指すものです。
日本学術振興会特別研究員(RPD)申請書提出要領(本学研究推進部)
また、RPDとPDは併願することが可能です。(共に採用となった場合は一方を辞退)
日本学術振興が定める募集要項・応募方法や、応募書類のダウンロード
については、
こちら
をご参照ください。
また、本学、基幹・創造・先進理工学研究科所属の学生における、応募手続きの概要は以下の通りになりますが、
本学研究推進部の定める詳細
につきましては、
こちら
をご参照ください。
応募の流れ |
① 申請者ID・パスワードの申請
・・・<4月21日(月)17時まで>
※過去にIDを取得されたことのある方は、そのIDを引き続きご利用いただくことが可能ですが、 一定期間ログインが無い場合はIDとパスワードがリセットされていますので、再度発行申請手続を行ってください。 ② 申請者ID・パスワードの受領 ③ 電子申請システムでの申請書類一式の送信 ・・・<5月8日(木)23時59分厳守> |
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具体的な手順 |
①申請者ID・パスワードの申請について
申請書提出要領・ID・パスワード発行申請書 ![]()
② 申請者ID・パスワードの受領 ID・パスワード発行申請書に記載のメールアドレス宛に、IDとパスワードをお送りします。 ③ 電子申請システムでの申請書類一式の送信 電子申請システム>「申請者ログイン」 ![]() なお、電子申請システムにおいて、特別研究員用のメニューが表示されるのは、4月上旬頃の予定です。 |
申請書等の作成要領については、以下をご参照ください。
日本学術振興会の定める申請書作成要領
本学研究推進部の定める手続きについての情報
送信(提出)する書式の一覧(注:2025年度の場合)
種類 | 作成方法 | 作成者 | 内容 |
申請書情報 | Web直接入力 | 申請者 | 氏名・研究課題名等の基礎的な必要情報 |
申請内容ファイル | 日本学術振興会の定めるフォーマットをWeb取込(フォーマットは、
http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html
![]() |
申請者 | 研究計画、研究遂行力の自己分析等 |
特別研究員奨励費応募調書 | Web直接入力 | 申請者 | 特別研究員奨励費の応募情報 |
評価書 | Web直接入力 | 評価書作成者 | 評価書作成者による申請者に対しての評価コメント |
申請者学歴、博士の状況、研究・職歴等別紙 | 日本学術振興会の定めるフォーマットをWeb取込(フォーマットは、
http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html
![]() |
申請者(希望者のみ) | 学歴、博士課程の状況、職歴等の必要情報 |
受入研究室選定理由書(特例措置希望者) | Web直接入力(「申請書情報入力」画面上) | PD申請者のうち【該当者のみ】 | 受入研究機関について特例措置を希望する理由 |
募集から採用までのスケジュールについては、以下をご参照ください。
選考日程
早稲田大学理工センター研究総合支援課 科研費・特別研究員カウンター
(55号館S棟4階エレベーターホール奥)
問い合わせ先:TEL/03-5286-8062(内線:73-6543)
2025年2月 | (昨年度から継続の方) 支払請求書の提出 |
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2025年2~4月 | (新しく特別研究員になる方。学振とのやり取りになります。) 採用に関する手続き書類の送付 |
2025年4月 | 採用開始 研究費使用の調達手続きができるのは、交付内定日以後になります。 ご注意ください。 |
2025年5月頃 | 交付申請書、支払請求書提出 |
2025年12月 | 単価10万円以上の支出はなるべく12月までに完了して下さい。年明け以降に単価10万円を超える物品を支出する場合、 予算消化目的と見られやすいですので、支出依頼時に、購入の理由(使途・必要性)についてご記載をお願いします。 |
2026年3月 | 年度終了 |
2026年4月中旬以降 | 実績報告書(収支状況報告書+研究実施状況報告書)提出 |
2019度より出張・招聘の申請・報告は原則として、全てe-Trip上で行っていただくこととなりました。
<e-Tripへのアクセス方法>
【教員・研究員・秘書等】
「MY WASEDA」 ログイン→ 「ホーム」タブ→左側メニュー 「e-Trip(出張システム)」
【学生】
「MY WASEDA」 ログイン→ 「研究」タブ→左側メニュー 「e-Trip(出張システム)」
操作方法等については以下のURLを必ずご確認ください。
https://wnpspt.waseda.jp/teacher/e-trip/
提出物一覧については以下のURLを事前にご確認ください。
https://wnpspt.waseda.jp/teacher/e-trip/wp-content/uploads/sites/13/2020/09/jp-voucher-list-01prt3.pdf
様式は、
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_tebiki/yoshiki/saiyouchu.html
よりダウンロードしてください。
上記の手続きを含め、詳細については、
http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_tebiki.html
をご参照ください。
早稲田大学理工センター研究総合支援課 科研費・特別研究員カウンター
(55号館S棟4階エレベーターホール奥)
問い合わせ先:TEL/03-5286-8062(内線:73-6543)
本学における応募手続きは、国際課が取りまとめておりますので、国際課へお問い合わせください。