現在地=HOME  > 学振特別研究員

学振特別研究員

最終更新日:2024年04月05日

「特別研究員制度」について知りたい方(概要)

「特別研究員」制度は優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、 自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら 研究に専念する機会を与えることにより、 我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、 大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、 大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し 、研究奨励金を支給する制度です。

実際に、採用終了5年経過後に、特別研究員DC採用者の68.4%、PD採用者84.6%が、常勤の研究職へ就いており、正に若手研究者の登竜門と言えます。 (出展: 日本学術振興会による就職状況調査(令和4年4月1日現在) 新しいウィンドウが開きます

採用区分 応募時の学年(2024年4月時点) 採用期間(2025年4月から) 奨励費(研究費) 奨励金
DC1 M2、L2 3年間
D1~D3、LD3~LD5
年間最大
150万円
月額
20万円
DC2 D1、D2、L3、L4 2年間 年間最大
150万円
月額
20万円
PD 博士の学位取得者 3年間 年間最大
150万円
月額
36.2万円

(*)DC1、DC2採用中に博士の学位を取得した場合、資格変更の手続きを行い、 PDへと資格を変更することができます。 また、就職をする場合は、特別研究員を辞退しなければいけません。

よくある質問について

ご参考(リンク): よくある質問(日本学術振興会) 新しいウィンドウが開きます

RPDへの応募について

RPDとは、例えば、非常勤研究員や任期付ポスドクは、出産・育児休業制度が適用されない場合があるため、 出産・育児に際してその職を辞めざるを得ないなど、その後の研究現場への復帰が困難な状況にあります。 そこで本事業により、このような方々が研究活動を再開するための支援を行い、 多様で優れた研究者の養成・確保を更に推進することを目指すものです。
日本学術振興会特別研究員(RPD)申請書提出要領(本学研究推進部) 新しいウィンドウが開きます
また、RPDとPDは併願することが可能です。(共に採用となった場合は一方を辞退)

2024年に特別研究員へ応募の方(2025年4月~採用)(概要)

日本学術振興が定める募集要項・応募方法や、応募書類のダウンロードについては、 こちら 新しいウィンドウが開きます をご参照ください。

また、本学、基幹・創造・先進理工学研究科所属の学生における、 応募手続きの概要は以下の通りになりますが、 本学研究推進部の定める詳細につきましては、 こちら をご参照ください。

応募の流れ ①  申請者ID・パスワードの申請   ・・・<4月22日(月)17時まで>
  ※過去にIDを取得されたことのある方は、そのIDを引き続きご利用いただくことが可能ですが、一定期間ログインが無い場合はIDとパスワードがリセットされていますので、再度発行申請手続を行ってください。
②  申請者ID・パスワードの受領
③  電子申請システムでの申請書類一式の送信   ・・・<5月9日(木)23時59分厳守>
具体的な手順 ①申請者ID・パスワードの申請について
申請書提出要領・ID・パスワード発行申請書 新しいウィンドウが開きます をご確認の上、下記のとおりご提出ください。 ※締切後のID発行申請については、個別にご相談ください。
 
  • DC1・2に申請する方
     添付ファイルで、理工センター研究総合支援課 特別研究員担当
    「gkaken-riko@list.waseda.jp」 宛に送付
     
  • PDに申請する方(採用後受入機関が本学の方のみご提出ください)
     添付ファイルで、研究推進部研究支援課 特別研究員担当
    「rfys@list.waseda.jp」宛に送付
    ※受入機関が他機関となる場合、ID・パスワードの発行手続、並びに申請の手続きはその機関の定めに従ってください

② 申請者ID・パスワードの受領
ID・パスワード発行申請書に記載のメールアドレス宛に、 IDとパスワードをお送りします。

③ 電子申請システムでの申請書類一式の送信   
電子申請システム  > 「申請者ログイン」 新しいウィンドウが開きます から、「申請書情報」、「申請内容」、「評価書」等のデータを送信してください。(詳細は下の表をご覧ください)

なお、電子申請システムにおいて、特別研究員用のメニューが表示されるのは、4月上旬頃の予定です。

申請書等の作成要領については、以下をご参照ください。
日本学術振興会の定める申請書作成要領 新しいウィンドウが開きます
本学研究推進部の定める手続きについての情報 新しいウィンドウが開きます

送信(提出)する書式の一覧(注:2024年度の場合)

種類 作成方法 作成者 内容
申請書情報 Web直接入力 申請者 氏名・研究課題名等の基礎的な必要情報
申請内容ファイル 日本学術振興会の定めるフォーマットをWeb取込 (フォーマットは、http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html 新しいウィンドウが開きますからダウンロードし、順次作成して下さい) 申請者 研究計画、研究遂行力の自己分析等
特別研究員奨励費応募調書 Web直接入力 申請者 特別研究員奨励費の応募情報
評価書 Web直接入力 評価書作成者 評価書作成者による申請者に対しての評価コメント
申請者学歴、博士の状況、研究・職歴等別紙 日本学術振興会の定めるフォーマットをWeb取込 (フォーマットは、http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_sin.html 新しいウィンドウが開きますからダウンロードし、順次作成して下さい) 申請者(希望者のみ) 学歴、博士課程の状況、職歴等の必要情報
受入研究室選定理由書(特例措置希望者) Web直接入力(「申請書情報入力」画面上) PD申請者のうち【該当者のみ】 受入研究機関について特例措置を希望する理由

募集から採用までのスケジュールについては、以下をご参照ください。
選考日程 新しいウィンドウが開きます

問合せ先

早稲田大学理工センター研究総合支援課 科研費・特別研究員カウンター
(55号館S棟4階エレベーターホール奥) 
問い合わせ先:TEL/03-5286-8062(内線:73-6543)

現在、特別研究員の方



  • 支出説明資料(スライド)PDF
  • 別紙資料1:研究費等支出依頼書(理工特別研究員用)Excel
  • 別紙資料2:学外納品物件 特別検収申請書Excel
  • 別紙資料3:各種様式についてPDF
  • 別紙資料4:特別研究員の諸手続についてPDF


  • 1年間の手続きの流れ

    2024年2月 (昨年度から継続の方)
    支払請求書の提出
    2024年2~4月 (新しく特別研究員になる方。学振とのやり取りになります。)
    採用に関する手続き書類の送付
    2024年4月 採用開始
    研究費使用の調達手続きができるのは、交付内定日以後になります。 ご注意ください。
    2024年5月頃 交付申請書、支払請求書提出
    2024年12月 単価10万円以上の支出はなるべく12月までに完了して下さい。 年明け以降に単価10万円を超える物品を支出する場合、 予算消化目的と見られやすいですので、支出依頼時に、 購入の理由(使途・必要性)についてご記載をお願いします。
    2025年3月 年度終了
    2025年4月中旬以降 実績報告書(収支状況報告書+研究実施状況報告書)提出

    奨励費(科研費)の使用について

    • 早稲田大学での研究費の使用についてのマニュアルについてはこちらをご参照ください
    • 購入した物品等を奨励費から支出するためには、研究総合支援課の科研費担当まで、請求書・納品書などの書類をご提出ください。
    • 納品物・成果物(修理・委託など)がある際には、検収を受ける必要があります。 (検収については、 こちら 別ウィンドウ をご参照ください。)
    • 一度に10万円以上の購入をする際には、 発注依頼入力 別ウィンドウ を行う必要があります。
    • 30万円以上の購入をする際には、予め見積書を取得することが必要となります。 (見積日付が発注システムの発注日より前になるようにご注意ください!)
    • 研究費の残額については、財務システムよりご参照ください。
    • 単価10万円以上の購入は、なるべく年内(12月まで)に完了してください。(年度末の予算消化とみなされる事項であるため。) もし1月以降に大口の支出をされる場合は、伝票の余白部分等に、購入の理由(使途・必要性)についてご記載をお願いします。

    奨励費(科研費)で出張に行く場合

    2019度より出張・招聘の申請・報告は原則として、全てe-Trip上で行っていただくこととなりました。
    <e-Tripへのアクセス方法>
     【教員・研究員・秘書等】
      「MY WASEDA」 ログイン→ 「ホーム」タブ→左側メニュー 「e-Trip(出張システム)」
     【学生】
      「MY WASEDA」 ログイン→ 「研究」タブ→左側メニュー 「e-Trip(出張システム)」

    操作方法等については以下のURLを必ずご確認ください。
    https://wnpspt.waseda.jp/teacher/e-trip/ 新しいウィンドウが開きます
    提出物一覧については以下のURLを事前にご確認ください。
    https://wnpspt.waseda.jp/teacher/e-trip/wp-content/uploads/sites/13/2020/09/jp-voucher-list-01prt3.pdf 新しいウィンドウが開きます

    必要に応じて行う手続き

    様式は、 https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_tebiki/yoshiki/saiyouchu.html 新しいウィンドウが開きます よりダウンロードしてください。

    辞退(就職などによる辞退について)
    • 辞退日の確定後、【学振マイページ】から中途辞退の事前連絡を行い、辞退予定日の1ヶ月前までに「辞退願 <様式 4-3>」を研究総合支援課科研費担当(Gkaken-Riko@list.waseda.jp)までご提出ください。
    • 同時に、科研費(特別研究員奨励費)の廃止手続きを行う必要がある場合があります。 その場合、「F-5-1 補助事業廃止承認申請書」に必要事項を記入の上、電子申請システムよりご提出ください。
    • 辞退日から20日以内に、研究報告に関する書類を提出する必要がある場合があります。
    資格変更(博士学位取得によるDC→PDへの資格変更について)
    • 特別研究員採用期間中、特別研究員-DC が博士の学位を取得する場合、 学位取得の予定日が判明した時点で予め【学振マイページ】 で事前連絡のうえ、 学位取得の日から 1 ヵ月以内に以下①~③の書類を研究総合支援課科研費担当(Gkaken-Riko@list.waseda.jp)までご提出ください。
    • ① 「資格変更願<様式 2-4>」
      ② ア)受入研究機関が変更となる場合
          = 「受入研究機関変更届<様式 2-1>」及び「受入承諾書(受入研究機関の変更)<様式 2-2>」
        イ)受入研究機関は変更しないが、受入研究者、受入研究者の所属部局・職名・研究者番号、
          特別研究員の所属部局が変更となる場合
          =「受入研究者等変更届<様式 2-3>」
      ③「学位記の写し」又は「学位取得証明書」(写し可)
    海外渡航
    • 海外渡航期間が28日以上に及ぶ場合は、事前に【学振マイページ】にて以下を連絡してください。
      なお、海外渡航の期間が 28 日以上に及ぶ場合、目的が①研究遂行、②研究指導委託(DCのみ)、③国際共同学位等の教育連携体制に基づくジョイント・ディグリー、ダブル・ディグリー等(DCのみ)のいずれかに該当することが必要です。(語学研修を目的とした海外渡航はできません。)
    • また、事前連絡にあたっては、渡航前に受入研究者の承認を得ていることが必要となります。

      1)登録名及び受入研究機関名
      2)海外渡航の目的:研究遂行、研究指導委託(DC のみ)、国際共同学位等の教育連携体制に基づくジョイント・ディグリー、ダブル・ディグリー等(DC のみ) ※研究遂行の場合は理由も記載してください。
      3)渡航先の国名及び機関名:
      4)渡航期間:令和 年 月 日 ~ 令和 年 月 日( 日間)
      5)渡航経費:自己負担(研究奨励金含む)、特別研究員奨励費、その他
      6)渡航時の連絡先(E-Mail):
      7)受入研究者の承諾の有無:

    • (DCのみ)研究指導の委託にともない海外に渡航する場合、委託に関する証明書を学振に提出することが必要になります。
    その他の手続き

    上記の手続きを含め、詳細については、 http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_tebiki.html 新しいウィンドウが開きます をご参照ください。

    書類等・提出先

    早稲田大学理工センター研究総合支援課 科研費・特別研究員カウンター
    (55号館S棟4階エレベーターホール奥) 
    問い合わせ先:TEL/03-5286-8062(内線:73-6543)

    外国人特別研究員・海外特別研究員等へ応募の方

    本学における応募手続きは、国際課が取りまとめておりますので、国際課へお問い合わせください。